2018-09-14
ZUSSO KIDSの大人気アイテム、胎毛筆
赤ちゃんの頃の記憶を大切にとっておける記念アイテムとして、長年多くのお客さまから愛されています。
今日は、そんな胎毛筆ができるまでの全15工程の前編をご紹介させていただきたいと思います
職人さんが一つ一つ心を込めて
胎毛筆が作られているのは、筆の里として名高い広島県・熊野にある筆工房。
ここで、熟練の職人さんが一つ一つ手作業でお筆を制作しています。
工程その1 加熱
お客様からお預かりした胎毛は、大切にお包みして筆工房へと送られます。
工房へ届いた胎毛は耐久性の高い紙に包まれ、約6時間ほどじっくりと炊かれます。
この工程を行うことで、余分な脂分と汚れを落とすことができるのです。
工程その2 灰もみ
もみがらを焼いた粒子の細かい灰を胎毛にまぶした後、皮(鹿の皮など)の上に撒いてよく揉みます。
しっかりと揉むことで、加熱の工程で取りきれなかった脂をきれいに抜きとることができます。
また、“くせ残し仕上げ”以外のお筆では、この段階で毛先をプレスしまっすぐに整えます。
工程その3 櫛掛け
脱脂した胎毛に何度も櫛をかけ、お筆に不要な曲がった毛や折れた毛を取り除きます。
工程その4 先寄せ
刃のない“はんさし”という小刀を使って逆毛や切り毛などの不要な毛を取り除き、ふわふわな穂先が特徴の胎毛筆のベースを整えます。
寄せ金と手板を使い、毛先を整えます。
工程その5 寸切り
毛の寸法を整える寸切り。
筆軸と接着させる“穂首”の形をきれいに整えるために、ハサミで根元部分をカットし調整します。
工程その6 櫛掛け
櫛で再び毛先を整えます。
工程その7 逆毛取り
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